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大腸カメラ

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休診日 水曜・日曜・祝日

大腸カメラ

大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入し、直腸から盲腸までを主に観察し、場合によっては小腸の一部までカメラを挿入して観察する検査です。大腸、小腸の一部の炎症、ポリープ、腫瘍の診断を行う検査です。
近年では大腸がんは男女ともに死亡原因として上位に上がり、2022年の統計で女性の癌の死亡原因としては1位となっています。がん性腫瘍により血便や便が細くなるなどの症状が現れてしまったら、確実に進行状態での発見となります。しかし大腸がんは、前がん病変であるポリープのうちに発見し切除してしまえば、ほぼ確実に予防できるものです。また近年、若年層に限らず炎症性腸疾患(慢性的に腸に炎症を起こす疾患カテゴリー)の発症割合が増加してきております。がん、炎症性疾患いずれも早期に発見し治療をすることがとても重要になります。そのためにも定期的に大腸カメラ検査を受けることが大切です。

当院の大腸カメラの特徴

1  苦痛の少ない検査

過去に大腸カメラをお受けになったことのある方で、"つらかった!"、"苦しかった"とおっしゃられる方の大半の方は、肛門から盲腸(大腸の一番奥)までの挿入時の苦痛かと思われます。私はこれまでに18,000件近く(※)の大腸カメラ検査を経験してまいりました。そのなかで培った熟練度の高い深部挿入技術をもちまして、検査にあたらせていただきます。腸に極力負担をかけず、安全かつ迅速な検査に努めてまいります。また、当院では静脈麻酔を用い、検査を楽にお受けいただけます。また、当院で2回目以降お受けいただく方には、前回記録を参考にしてより適切な麻酔使用量を考慮してまいります。

2005年~2014年 毎年約400件
2015年~2019年 毎年約2300件
2020年~ 毎年1000件

2  専門医による高い診断力

日本消化器内視鏡学会内視鏡専門医による検査は検査時に苦痛が少ないだけではありません。その豊富な経験から、大腸がん、ポリープを見つけることに秀でています。当院院長も、形態的には診断が難しいような平坦なタイプのポリープ(早期がん)病変などもきちんと拾い上げる目をこれまでの多数の経験から養ってまいりました。一例として、当院で検査をお受けになった方の実際の検査所見、患者様のお声を掲載いたします。→ 検査例提示

3  日帰り大腸ポリープ切除に対応

大腸がんにつながる可能性のあるポリープ病変(良性の腺腫性ポリープ)をきちんと切除することで、ほとんどの大腸癌を予防することができます。検査で発見したポリープは、当院では即日切除が可能です。切除した場合は数日程度の、運動、飲酒、湯船につかることの制限を設けさせていただいております。(シャワー浴は制限ありません。)

4  検査後はリカバリーベッドで休息

検査後はそのままストレッチャーで回復室へ移動し、麻酔が覚めるまでお休みいただけます。

5  胃カメラと同日に検査可能

当院では、一日で胃カメラも大腸カメラもお受けいただけることが可能です。ご来院の回数を減らせますし、しんどい食事制限が1回で済みます。ご希望の方はお気軽にお申し出ください。

6  午前中に検査完了も可能

大腸カメラ検査は、一般的には午前中に準備の下剤内服を行い、午後に検査を行うことが多いものでした。午後からはお仕事したい、子供のお迎えなどに行かなければならない、などのお忙しい方のために、10時台の検査枠もご用意しております。ただし、患者様には検査6時間ほど前から下剤の内服をお願いすることになりますので、“その日くらいは早起きして検査を受けてしまいたい”という方は、お気軽にお申し出ください。

7  急な症状への緊急検査にも対応

主に排便時出血、下血の症状が出てしまいお困りの方へ迅速に対応するために、午前10時までにご来院いただければ、即日の緊急内視鏡検査にも対応可能です。検査結果によっては、そのまま止血処置の施行、癌の疑いのある病変の診断で基幹病院へのスムーズな紹介、または緊急で入院を要するか否かの判断につながります。ご利用いただければ幸いです。

8  最新の内視鏡機器

富士フイルム社のLEDライト搭載の最新式スコープを使用してまいります。 大腸カメラは、苦痛の少ない深部挿入のために、硬度可変システム、高追従挿入部を搭載したスコープを使用いたします。

9  安心の洗浄設備

内視鏡の洗浄機は、富士フイルム社のENDOSTREMを導入しています。これは日本消化器内視鏡技師会による内視鏡洗浄ガイドラインの、最高推奨度の洗浄方法を実現する機器です。毎回の検査を安心してお受けいただけます。

検査の流れ

  大腸カメラ検査の予約

まずは診察をお受けください。問診、身体診察、病歴聴取などを行い、検査をご予約いたします。予約時に検査の内容、偶発症などをご説明し、検査同意書にご署名いただきます。

また、検査事前チェックの問診表をご記入いただきます。

検査前日~当日のお食事の注意点、下剤の服用方法をご説明いたします。

服用中のお薬があり、おくすり手帳をお使いの方はお持ちください。検査当日のお薬の飲み方の変更などをご説明いたします。

※病状により検査の緊急性がある場合は、当日検査にもご対応いたします。緊急検査については、お電話でご相談ください。

  検査前日

予約時にご説明したお食事の注意点お守りいただき、下剤の服用していただきます。

検査のイメージ

  検査当日

  1. 起床後から検査まではお水はご自由におとりいただけます。
    検査予定時刻の4~5時間前から洗浄液の内服を開始していただきます。
    (院内で腸管洗浄液の内服をご希望される方は、検査を予約するときにお申し出ください。)
  2. 検査30分前にご来院いただきます。特に服装の指定はございません。
  3. 静脈麻酔を使用しますので、お車、バイク、自転車を利用してのご来院はお控えください。
    (静脈麻酔をご希望されない方は予約時にお申し出ください。)
  4. 来院されましたら、当日の体調などをうかがう簡単な問診をさせていただきます。
  1. 更衣室でお荷物をロッカーに入れ検査着を着用していただき、検査室に入りストレッチャーに横になっていただきます。
  2. 静脈麻酔でうとうとした状態で検査を開始します。検査時間は10分程度です。ポリープが発見された場合はその場で切除が可能です。
    その場合は15分程度で終わります。
  3. 検査後30分~1時間ほど回復室でお休みしていただきます。その後、診察室にて検査結果のご説明を差し上げます。
  4. 離院後の注意事項をご説明し、お会計にお進みいただきます。

よくある質問

Q  特におなかや排便の不調がなくても検査は受けたほうがいいですか?

はい。大腸がんの前がん状態である腺腫性ポリープは、内視鏡切除ができる大きさの範囲のうちは全く症状が出ません。がんの予防の観点からは、不調がなくても定期的に検査をお受けいただくことをお勧めいたします。

Q  便潜血検査で陽性でしたが、以前からある痔疾患の影響だと思うので、大腸カメラは受けなくてもいいですか?

いいえ。大腸検査はお受けください。痔だろう、だから大丈夫だろう、と思い込んでいたら、あとで大腸がんが発見されたという患者様を数多く診察してきた経験があります。便潜血検査で引っかかったら、必ず検査を受けましょう。

Q  内視鏡検査は何歳くらいから受けるのがおすすめですか?

胃カメラは50歳、大腸カメラは40歳からお受けいただくことをお勧めします。厚生労働省の推奨を参考にすると、胃カメラは50歳、大腸カメラは40歳から受けるのが良いとされます。ただし、何らかの自覚症状がある場合やご家族にがんの方がいる場合には、年齢に関わらず内視鏡検査を受けるようにしましょう。

Q  大腸カメラを定期的に受けるなら毎年受けたほうがいいですか?

いいえ。毎年必ずしもお受けになる必要はありません。ポリープができやすいか否かで人によって検査間隔は変わります。本当にポリープが毎年毎年できる方もいますが、ごく少数の方です。ほとんどの方は数年に1回大腸カメラをお受けいただければ大腸がん予防としては十分です。

Q  大腸カメラは電話、またはネットで予約できますか?

検査をお受けいただくにあたり、前処置として服用いただく下剤のお渡し、その服用方法のご説明があります。一度、事前診察としてご来院いただく必要があります。事前診察のご予約は、お電話、ネットで予約ができますのでご利用ください。

Q  大腸カメラはいつ受けられますか?受けられない曜日はありますか?

当院営業日は毎日予約枠をご用意しております。土曜日は午前診療ですが、土曜日も検査をお受けいただけます。

Q  おしりからカメラを入れるのがこわいです。

当院では鎮静剤・鎮痛剤を用い、ほぼ眠った状態で検査をお受けいただけます。豊富な経験を持つ医師による鎮静剤使用の加減により、安全に日帰りで検査をお受けいただけます。

Q  大腸カメラの検査は危険性がありますか?

全国的には検査による偶発症・合併症の報告はごく少数あります。内視鏡の挿入が困難であったり、ポリープを切除することで、胃腸に穴をあいたり、出血を起こしてしまうことがあります。いずれも頻度は少ない合併症ですが、われわれも細心の注意や判断のもと適切な診療を行うことでさらに発生を防ぐ努力をしております。

Q  ポリープ切除したら、生活上の制限がありますか?

ポリープ切除を行った場合、通常は3日程度は飲酒、運動、湯船につかることをお控えいただくようお話しさせていただいております。(シャワー浴は行えます。)運動はウォーキング程度なら問題ありません。

Q  検査、ポリープ切除はどのくらいの費用が掛かりますか?

大腸カメラ検査では3割自己負担で6,000~10,000円ほど、ポリープ切除などの場合は20,000~30,000円程度かかります。検査費用は、生検による病理診断の有無や、ポリープ切除処置の有無などによって大きく異なります。

こがね町すこやか内科・内視鏡クリニック

医療機関名
こがね町すこやか内科・内視鏡クリニック
診療科目
内科、消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、漢方内科
所在地
〒232-0003
横浜市南区西中町2-31

電話でのお問い合わせ

TEL 045-231-0656

休診日 水曜・日曜・祝日

受付時間
8:45~12:00
14:00~18:00

※土曜日は午後診療はありません。

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