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胃カメラ

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TEL 045-231-0656

休診日 水曜・日曜・祝日

胃カメラ

お口、またはお鼻からスコープを挿入し、食道、胃、十二指腸を主に観察する検査です。必要に応じて咽頭(のど)のあたりも観察いたします。炎症、潰瘍、悪性腫瘍(がん)、ポリープ、静脈瘤の診断などを行います。
疾患別死亡原因では、胃がんは減少傾向にありますが、いまだ上位に位置します。また、食道がんは発生頻度こそ高くないものの、進行が早く発見が遅れると大がかりな治療を要することになり、予後もあまり良くありません。また、近年はカメラの精度が向上し、十二指腸にも内視鏡で切除可能ながんが発見されるようになりました。咽頭についても同様です。定期的に検査を受けることで上記の各種がんの早期発見が可能です。早期発見された病変は内視鏡治療などの比較的小規模な治療で済む場合もあり、治療後も大きな健康被害を生じることなくお元気にお過ごしいただける可能性が高まります。

当院の胃カメラの特徴

1  専門医による高い診断力

私はこれまでに20,000件近く(※)の胃カメラ検査を経験してまいりました。横浜市大センター病院在職中は特に、早期胃がん、早期食道がんの診断、内視鏡手術に従事してまいりました。皆様の早期がん病変の拾い上げに努めております。

上部消化管内視鏡(胃カメラ)

2005年~ 毎年約800件以上

2  鎮静剤を用いて苦痛の少ない検査

当院では、鎮静剤を注射しリラックスした状態で胃カメラ検査を受けられます。おすすめは、鎮静剤を注射し、お口からカメラを挿入する方法です。検査に用いる内視鏡スコープは、鼻からも挿入できるほど細いものなので、患者さんの負担や苦痛を軽減できます。リラックスしているので検査がスムーズに進み、検査自体が短時間(5~8分程度)で終了します。

3  鎮静剤なしでさっと内視鏡、車でのご来院OK

お車でご来院し検査をさっと済ませて帰りたい、という方には、鎮静剤を使用しないでお鼻から細いカメラを挿入し検査をお受けいただけます。鎮静剤を使用しないので、検査後はすぐに結果説明を聞きおかえりいただけます。(在院時間30分ほど)

4  検査後はリカバリーベッドで休息

検査後はそのままストレッチャーで回復室へ移動し、鎮静剤の効果が覚めるまでお休みいただけます。

5  大腸カメラと同日に検査可能

当院では、一日で胃カメラも大腸カメラもお受けいただけることが可能です。ご来院の回数を減らせますし、しんどい食事制限が1回で済みます。ご希望の方はお気軽にお申し出ください。

6  早朝の検査に対応

朝8時半からの検査枠をご用意しております。さっと受けて仕事に行きたい、という方はご利用ください。

7  受診当日の緊急検査にも対応

急な胃の痛み、アニサキスの心配、黒色便が出ているなどの症状の方には、条件(ある程度の絶食時間がある、など)が合えば、受診当日に検査をお受けいただけます。

8  最新の内視鏡機器

富士フイルム社のLEDライト搭載の最新式スコープを使用してまいります。また、胃がんリスクの高いピロリ菌感染後の方には少し太いカメラでの高精細スコープでの検査も可能です。

9  安心の洗浄設備

内視鏡の洗浄機は、富士フイルム社のENDOSTREMを導入しています。これは日本消化器内視鏡技師会による内視鏡洗浄ガイドラインの、最高推奨度の洗浄方法を実現する機器です。毎回の検査を安心してお受けいただけます。

10  横浜市胃がん検診にも対応

当院は横浜市から市民の皆様の胃がん検診を受託しており、通常の保険診療より少しお安く胃カメラをお受けいただくことができます。(50歳以上の横浜市民の方に限ります。)その他の市の健診(特定健診、高齢者健康診査)や、肺がん検診、前立せんがん検診とをすべて同日に行うことが可能です。お気軽にお問い合わせください。

検査の流れ

 胃カメラ検査の予約

まずは診察をお受けください。問診、身体診察、病歴聴取などを行い、検査をご予約いたします。(検査は、基本は午前の検査になります。)予約時に検査の内容、偶発症などをご説明し、検査同意書にご署名いただきます。また、検査事前チェックの問診表をご記入いただきます。

服用中のお薬があり、おくすり手帳をお使いの方はお持ちください。検査当日のお薬の飲み方の変更などをご説明いたします。

※病状により検査の緊急性がある場合は、当日検査にもご対応いたします。緊急検査については、お電話でご相談ください。


  検査当日

  1. 朝食は召し上がらずにご来院いただきます。特に服装の指定はございませんが、なるべく簡素な服装でお越しください。静脈麻酔をご希望の方は、お車、バイク、自転車を利用してのご来院はお控えください。
  2. 来院されましたら、当日の体調などをうかがう簡単な問診をさせていただきます。
  3. 検査準備のためロッカーにお荷物を入れて、検査室に入りストレッチャーに横になっていただきます。
  4. お鼻からの検査をご希望の方は、ここでお鼻の穴にゼリー、スプレーなどで局所麻酔をいたします。お口からの検査の方は、のどにスプレー麻酔をいたします。
  1. 静脈麻酔をご希望の方は、検査直前に静脈注射を行います。
  2. 検査自体は5~7分程度で終わります。
  3. 静脈麻酔で検査をお受けになった方は検査後30分~1時間ほど回復室でお休みしていただきます。その後に診察室にて検査結果のご説明を差し上げます。眠らずに検査をお受けになった方は、検査直後に診察室にてご説明を差し上げます。気分が悪いときはお休みいただくことができますのでお申し出ください。
  4. 離院後の注意事項をご説明し、お会計にお進みいただきます。

ピロリ菌検査・除菌治療について

ピロリ菌は正式にはヘリコバクターピロリといいます。ピロリ菌は胃潰瘍、十二指腸潰瘍、慢性胃炎(萎縮性胃炎)の原因となる細菌です。また、ピロリ菌による慢性胃炎を長年放置しておくと、胃癌の発生率が上がることが科学的に証明されています。我が国の死亡原因の上位に位置している胃癌の原因は、9割がピロリ菌由来という見解が示されています。
胃カメラ技術の進歩、ピロリ菌研究の積み重ねにより、胃癌は予防可能な病気と位置付けられるようになりました。横浜市では胃がん検診は胃カメラで行うことが可能です。(従来のバリウム検査もありますが、当院では行っておりません。)

熟練の内視鏡医は胃カメラでピロリ菌に感染しているか否かの判断が、かなり高い精度で可能であるとの報告があります。当院では胃カメラでの検査結果をもとに、ピロリ菌感染確定診断の追加検査の必要性をご説明いたします。
当院ではピロリ菌検査の方法は、血液または便検査で行っております。どちらの検査方法が良いかは、患者様とご相談の上、決定いたします。
ピロリ菌検査を行ってから1週間後以降にご受診いただければ結果が出ています。ピロリ菌陽性の結果をもとに除菌治療をご提案いたします。除菌治療は朝・夕の1日2回の内服治療を1週間行っていただきます。現在の除菌治療の成功率は95%以上であり、ほとんどの方は除菌が達成可能です。

除菌が不成功の方は、お薬の種類を一部変更しての2回目の除菌治療まで、保険診療でお受けいただけます。

よくある質問

Q  特に胃の不調がなくても検査は受けたほうがいいですか?

はい。病変の早期発見のためには、症状が出ないうちから定期的に検査をお受けになることをお勧めいたします。横浜市では、50歳以上の横浜市民の方は、2年に1回、胃カメラによる胃がん検診を受けることが推奨されています。

Q  内視鏡検査は何歳くらいから受けるのがおすすめですか?

胃カメラは50歳、大腸カメラは40歳からお受けいただくことをお勧めします。厚生労働省の推奨を参考にすると、胃カメラは50歳、大腸カメラは40歳から受けるのが良いとされます。ただし、何らかの自覚症状がある場合やご家族にがんの方がいる場合には、年齢に関わらず内視鏡検査を受けるようにしましょう。

Q  胃カメラを定期的に受けるなら毎年受けたほうがいいですか?

ピロリ菌に感染している方、または既に除菌している方は、早期胃がん発見のためには毎年受けることをお勧めします。ピロリ菌に感染していない方はそのほどではありません。

Q  胃カメラは電話、またはネットで予約できますか?

ネットでのご予約はできません。検査前の食事などの注意事項の説明をお伝えしなければならないので、お電話でのご予約となります。

Q  胃カメラはいつ受けられますか?受けられない曜日はありますか?

当院営業日は毎日予約枠をご用意しております。土曜日は午前診療ですが、土曜日も検査をお受けいただけます。

Q  体の奥にカメラを入れるのがこわいです。

当院では鎮静剤・鎮痛剤を用い、ほぼ眠った状態で検査をお受けいただけます。豊富な経験を持つ医師による鎮静剤使用の加減により、安全に日帰りで検査をお受けいただけます。

Q  胃カメラの検査は危険性がありますか?

全国的には検査による偶発症・合併症の報告はごく少数あります。内視鏡の挿入が困難でのどの痛みがでたり、スコープ操作で胃に穴をあいたり、出血を起こしてしまうことがあります。いずれも頻度は少ない合併症ですが、われわれも細心の注意や判断のもと適切な診療を行うことでさらに発生を防ぐ努力をしております。

Q  胃カメラ検査後の生活上の制限がありますか?

検査後2時間ほどは飲食制限があります。 その後は飲食に関しては特にありません。また、鎮静剤を使用して検査をお受けになった場合は、検査当日の終日、お車、バイクの運転はお控えいただきます。

Q  検査はどのくらいの費用が掛かりますか?

胃カメラ検査では3割自己負担で5,000~10,000円ほどかかります。検査費用は、生検による病理診断の有無によって異なります。

こがね町すこやか内科・内視鏡クリニック

医療機関名
こがね町すこやか内科・内視鏡クリニック
診療科目
内科、消化器内科、内視鏡内科、糖尿病内科、漢方内科
所在地
〒232-0003
横浜市南区西中町2-31

電話でのお問い合わせ

TEL 045-231-0656

休診日 水曜・日曜・祝日

受付時間
8:45~12:00
14:00~18:00

※土曜日は午後診療はありません。

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